2011年11月8日火曜日

楽天商品ページを作っては捨てて。。では駄目なのです。

楽天の商品ページや特集ページを製作する場合、外部の業者に頼めば、それなりの金額を取られます。

画像の加工や、HTMLの知識があれば店長やスタッフ自ら商品ページを製作することになりますが、その際にもコスト計算をすることをお勧めいたします。

しっかりしたページを作ろうとすれば、1日や2日かかることもあるでしょう。

WEBやシステムの業者は、よく人工(にんく)や人月(にんげつ)人日(にんにち)という単位を使います。

簡単に説明しますと、例えばAさんが会社にもたらす利益を月に50万と設定したとします。

月の営業日が20日間とすれば、1日は2.5万円です。つまりAさんの1人日は2.5万円となります。

つまりAさんが2日掛けて作った楽天の特集ページは、5万円のコストがかかっていることと同じになります。

この考え方から、外部業者に依頼したほうが得なのか、損なのかを基本的には考えます。

私の仕事でもページ作成をする場合もありますが、なるべく店舗様の方で作られることをお勧めしています。楽天のサイトは企業サイトとは違い、常に更新を続けなければならず、なるべく自社内で作業が完結できたほうが、スピーディーに業務を行えるからです。

しかし時間は有限ですから、いかに効率よく商品ページの作りこみや特集ページの作りこみを行うかがポイントになります。

また複数の従業員がいる店舗であれば、分業されることをお勧めします。
WEBの知識があるからといって、レイアウトのセンスがあるとは限りませんし、キャッチコピーや文章を書く能力も又別物です。

全て1人でやることも可能ですが、ページ作成の負荷を分散させ、効率化することも可能です。

目的は単にキレイな商品ページを作りたいのではなく、売れるページでかつ使いまわしができるページになる為、行き当たりばったりでページを作っては捨てて。。を繰り返していると、いつまでたっても同じ場所をぐるぐると回っているような状況になりかねません。

どのようなページを製作するか、しっかりと構想を練ることが重要で、このフェイズに最も時間を掛けるべきでしょう。

2011年7月29日金曜日

楽天ECCの離職率

楽天ECCについて書いた記事にアクセス数が多かったので、試しにGoogleで検索してみたところ、割と上の方に表示されてました。

まぁ楽天ECCというワード自体がニッチなのですが、その検索結果で1位になっていたサイトは、掲示板のアーカイブのようで、タイトルが面白い。
「楽天の内定者だけどなんか質問ある? 」
http://brow2ing.doorblog.jp/archives/1580429.html

でした。

2011年7月22日金曜日

楽天作業の効率化は一石三鳥!?データの再利用と管理が生む相乗効果

1.データの再利用:一度作ったコンテンツは使いまわす

値下げキャンペーンや、特集・企画などはカテゴリページやバナーなどを作る必要があります。
企画のインパクトが出せるように文言やデザインなど頭を悩ませることも多い作業の中、1回だけの利用ではもったいない。
なるべく汎用的で使いまわしの出来るデザインを心がけて、キャンペーン期間の日付を変更するだけで次回以降も使えるようにしておくと便利です。

2011年7月13日水曜日

時間が取れない 2 (楽天出店者に必要なこと)

楽天出店者としては毎日の作業に時間を取られてしまい、大胆な改変やイベントをやりたくても時間が取れない件。

受発注やクレーム対応に加え、新商品の登録や在庫管理など日々行わなければならない店舗運営業務は多く、少人数やお一人で店舗運営をされている場合は、他の業務に手が回らないことも多いかと思います。

上記のような状態でも、売上げが上昇していたり、現在の売上げに満足していれば特別問題ないかもしれませんが、そうではない場合、売上げUPを狙っていく為には何かしらのアクションを起こさなければなりません。

2011年7月12日火曜日

結局楽天市場に出店すると損?3

ずいぶんと日が開いてしまいましたが、続きを。

前回までの内容を要約すれば、楽天に支払う出店費用やロイヤルティなどの手数料の総額は、
同じ額の広告に換算した場合楽天の集客力に匹敵するかどうか?

ということになります。

2011年7月8日金曜日

楽天 EXPO 2011 What's next?カンファレンス

7/5に開催された楽天EXPOに行ってきました。

印象としては・・・

相変わらず楽天は元気いいですね。

事実上日本のECでは一人勝ち状態とも言える楽天。

球団買取やTBS買収の騒ぎなど一時の大きな動きから
ココ最近はおとなしくなった印象を受けていましたが、
2000人の定員は満席状態で、大変活気のある集まりでした。

2011年6月27日月曜日

時間が取れない 1 (楽天出店者に必要なこと)

前回は日々の受発注運用業務に時間を取られ店舗の改善に取り組めないという
お話でした。(要約しすぎですが)

実際、私が関わっている店舗でもお一人で全ての業務を行っている店長さんや少ない人員で
切り盛りしている店舗さんも多く、切実な問題です。

取り扱う商品や店舗のスタンスにも寄りますが、概ね私が助言させていただいていることは以下のようなことです。

☆まずは長期的な(最低1年間くらい)の売上げの目標を立てることからはじめましょう。

2011年5月17日火曜日

楽天出店者に必要なこと

楽天に出店し、1年も経てばページも完成され売上げも安定しているころです。
※いい意味でも悪い意味でも。

受発注やクレーム対応に加え、ページの改善や品揃え・価格の見直しを行ったり、お店を維持するにも多くの時間を割くことになります。

下記に思い当たる項目があったりしませんか?

2011年3月29日火曜日

東日本大震災

このたびの震災で被災された方に心からお見舞い申し上げます。

震災から2週間以上が経ち、少し気持ちが落ち着いてきたので、
今の率直な感想を書きとめておこうと思います。

あまりに大きな被害を出した今回の地震はその津波により
多くの命、家屋、そして産業そのものまでも持ち去っていきました。

そしていまだ燻る原発。今日も水と空気を汚染し続けています。

私は地震直後いつになったら落ち着くのだろう。。そんな風に考えていましたが、

被災者にとっては、もう二度と戻らない家族、人生を掛けて育んだ産業、

失ったものはあまりに大きく、言葉もありません。

被災された方に少しでも早く笑顔が戻ればと祈るほかありません。

2011年3月9日水曜日

結局楽天市場に出店すると損2?

前回は楽天市場への出店と自社ショッピングサイト構築のどちらが良いか?ということについて考えた前半でした。

注意。今回の記事は、少々強引な考え方や私の知識不足によるデータの不確かさが満載です。あくまで「こんな考え方もあるか。。」という程度で。。

そして後半。

繰り返しになりますが、楽天お得意の公式より。。。

2011年3月7日月曜日

結局楽天市場に出店すると損?

友人やクライアント様からも相談で、ネットショップを立ち上げるのだが、楽天などのモールに出店するのが良いか、独自にサイトを立ち上げるほうが良いか?という質問があります。

自社でオリジナルサイトを作成しカートや決済などにはショップサーブなどの定額サービスを使う方法と楽天、ヤフー、アマゾン等のいわゆるモールに出店する方法がありますよね。

私のクライアント様の中では両方やってるケースが多いですが、実際どちらが良いのでしょか。。?

2011年3月4日金曜日

顧客を育てる方法

一ヶ月に40回もメールを打つ店舗の話

というわけでこの件、調べてみました。

一応、謎は解けたんですが、答えは簡単でした。
楽天のメルマガR-Mailには、購入回数別などで配信対象者を分けられるのですが、
どうやらこの機能を使って、色々とメールを打ち分けているということでした。

も。。。もちろん、しっ知っていましたとも!

2011年2月25日金曜日

楽天のユーザー分布2

前回の続き。

楽天広告は、どのように使うのが正解か。色々と答えはあると思いますが、私が考える一つの答えとしては、ページの作りこみがしっかり出来て、商品が売れ始め、アクセス数も伸びてきている状態の店舗にこそ、広告は有効に働くと思います。

広告を打たなくても、成長している店舗の成長速度をUPさせる為の栄養剤のようなイメージでしょうか。

栄養剤は薬ですので、体力に見合わない量を服用すると、良くない結果が起こりえます。

また、楽天内のページを作りこむことで得られるアクセスというのは、ある程度ユーザーの分布が限定されることも予測できます。

楽天の検索をまったく使わない楽天ユーザーはいないと思います。とはいえランキングを見るのが好きな人や楽天の企画ページからお得なものを探そうとする人もいます。また、検索語句(サーチ)だけではユーザーに対して訴求することに限界があることも事実です。
※この限界はアクセス数の量の限界という意味ではありません。ユーザーの層という意味です。

そういった、違う層のユーザーを集めることができる可能性を持っているのが楽天広告のメリットとなり、同時に結果の予想が難しく、リスクもいっぱいということですね。

売上げがなかなか伸びていない店舗が捻出する広告費は数万~10万円程度だとすると、そこから選択できる楽天の広告のメニューは常設のものだと、サーチワード広告と、ジャンルサムネイルくらいでしょうか。あとは期間限定系のもの。「バレンタイン特集!」とかそんな企画ページモノだと割りと安価なものもあるようです。

とはいえ、選択肢が少ないんですよね。
期間限定系は、バクチ要素が常設のものより高いので、出来ればジャンルサムネイルくらいにしておきたいところ。

でも、ジャンルサムネイルは2週間の掲載ですので、続けて出すにはある程度の予算を予め考えておかないと。。。となります。

楽天に限らず、広告は一定期間出し続けることで効果が高まるものだと私は思っています。
楽天の店舗は我慢強く でも書きましたが、広告も一緒で2週間だけ単発で打つ広告の結果と、1年間同じ広告を打ち続けた場合の2週間分の結果では、差がつくのは明白です。

的確な広告を一定期間に渡り(連続している必要は必ずしも無いですが)打ち続けることが効果を倍増させることが解っているとすれば、単発で打つくらいなら打たないほうがマシという考え方もできますよね。

なんだか最近楽天広告の事ばかり書いてますが、たまたまです。。汗

2011年2月24日木曜日

楽天のユーザー分布

またまた楽天広告の話です。

前回、準備が出来ている(売れている。ヒット商品がある)お店とそうで無いお店では、広告効果が違ってくるという話を書きました。

当たり前のことですが、売れている店舗には理由があります。検索対応がしっかり出来ていることで、一定数のアクセスを確保し、商品写真、商品説明、そして価格。それらが適正に設定されており、ユーザーの要望にしっかりと答えている。

そんな店舗であれば、 それらのなにか一つでも欠けている店舗に、同じだけのアクセスを流し込んだ場合、前者の方が売上げに繋がることは明白です。

楽天広告は、売上げをUPさせるものではなく、アクセス数を増やすものです。
そして、その増えるアクセスとは、現状のアクセスと同じなのか?違うのか??

それを知るためにも、現在の店舗のアクセスの状況を正しく把握することがとても大切です。

先ずは広告に頼らず、店舗作りと商品登録をしっかりと行い、検索からくるユーザーに向けて一定の成果(売上げ 転換率)を出すことが先決です。

準備不足であるにも関わらず、6万くらいであれば駄目で元々一度試してみよう。
というような広告の打ち方で、思った効果は得られません。・・・得られたらすみません。。。

検索対応(SEO)や商品ページの最適化(説明、写真、価格)これらを行うことで、楽天のサーチからのアクセスが増えるはずです。
楽天サーチからアクセスされるユーザーは、自分から能動的に検索という作業を経て店舗に来ていますが、楽天広告をクリックしてアクセスしてくるユーザーは、かなり幅広くなります。

どんな属性の商品なのか、価格帯はどのくらい?そんなことがとても重要になってきそうです。


まだつづく。

2011年2月22日火曜日

楽天の広告は売れている店がやるもの。

楽天広告の話が続きますが、今回はそもそも楽天の広告とはどんなことになってるか、私の雑感を書きたいと思います。

楽天の広告メニューは、最も安いもので、数万円で2週間でるバナー広告。高いものになれば、100万円でメールニュース1発!みたいなすごいものまで色々あります。

売上げに対する広告費についても良く考えなくてはいけませんが、楽天の広告を効果的に使うにはどうすれば良いでしょうか。。

と考え続けて、早○年。楽天内の様々な広告(すごく高いやつ経験なしですが。。)を店長さん達と一緒に出してきました。

効果があったものもあまり無かったものも色々ありますが、総じて言える事は、(あたりまえですが)元々売れてる店舗が広告を出すのと、売れてない店舗が広告を出すのでは結果が違うということです。

何をもって、売れている、いないを判別するかは様々なので、あくまで私の主観ではありますが、既に店舗・商品にユーザーが付いている店舗が、新たなユーザーを広告によって引き込めば、いわゆる転換率が良く、売上げに繋がる可能性が高いと思われます。

これといったヒット商品が無く、満遍なくポツ。ポツ。っと売れている店舗が、広告を出しても、何が売りの商品なのか、どこにアクセスを集中させるのか、等など広告を出す以前にしなければならない準備が仕切れていないケースが多い為、売上げに繋がる可能性はかなり低くなります。

極端な例ではありますが、開店から数ヶ月たっても売上げがまだ数万円であった店舗様が、6万円で2週間の広告を出したのですが、売上げはさっぱり伸びず、大変残念な思いをされたということがありました。

これは、売上げが数万なのに6万円の広告を出してはいけない!ということではなく、状況や時期など様々な要素から広告を出すタイミングは計らねばならないと思った次第です。

売れている店舗であれば、広告を出さなくても済むと思われるかもしれませんが、ここが楽天の面白いところ。上記のとおり、良い店舗であればあるほど、広告は活きてきます。

検索からアクセスしてくるユーザーと、広告からアクセスしてくるユーザーを分けて考えてみても面白いかもです。 これもつづくかな。

2011年2月17日木曜日

楽天/売れない店舗は広告出しても無駄?売上と広告費の関係

前回の記事に関連して。

楽天で成功する一つの方法に、長く続けるということがあります。
まぁあたりまえの話なのですが。。

今年に楽天に出店したA店。現在売上が月間50万の店舗の店長さんで、商品も沢山しっかり登録したし、ページの出来にも満足。でも売上げをもっと伸ばしたい。そんなところに楽天ECCは広告を進めてきます。

そこで、店長さんは3年前に開店して、好調と噂のライバル店の同行を調査。

商品や価格もほとんど同じライバル店B店は、どうやら200万ほど売っていて、毎月の広告費を20万円掛けているとのこと。

売上げが50万の店舗にとって、20万といえば大金です。

楽天広告が全てではありませんが、やっている店舗にやってない店舗が追いつく為にはよほどのことが無い限り難しいでしょう。

でも、20万円の広告費を掛けて売上げが200万になるのであれば、十分採算が取れます。
それなら1度やってみようか!と店長。

どうでしょう。200万売れるでしょうか?

私なら、その広告は止めるよう進言します。

20万円の広告費を掛けることが悪いのではなく、200万円の売上げを期待していることに問題があります。

もちろん売れない保障?は無いですが、前提条件を良く考えてみると・・・

・B店はA店よりも3年前から運営している。

・B店はすでに200万円の売上げ実績がある。

・B店は毎月20万円の広告費を掛けている。

となります。

つまり、B店は、前月もまた来月も広告費を20万円掛けて売上げ200万を維持していることになります。
これに対し、A店は今月から20万円を広告費に掛けて、50万円から200万円まで売上げをUPしようとしているわけですから、

とても同じ条件とは思えません。

それまで広告費を掛けていないA店が、楽天の広告出稿に踏み切れば、それなりに売上げUPは望めますが、上記の条件から想像するに、100万も売り上げれば御の字でしょう。

そんな私のアドバイスに、20万使って売上げが50万しか上がらないなら赤字だ。と店長。

確かにそうかもしれません。

でも現実的な売上げはそんなところなのです。

A店が今月200万売るためには、上記条件の3つ全てのハンデを乗り越えるだけの何か=コストが必要です。

B店と同じ20万円の広告費では、ハンデはそのまま。乗り越える為には当然もっと多くの広告費を掛けなければなりません。

例えば100万の広告費を掛ければ、直ぐにでも200万の売上げは達成できそうです。

でも翌月から広告費をB店と同じ20万円に戻した場合、200万売るのは難しそうです。
逆に、B店は翌月広告費を0にしたとしても、直ぐに売上げが半減することは無いでしょう。

ここで言いたいのは、運営年数と売上げ(実績)はネット販売において大変貴重なものであるということです。

B店は開店から現在までの3年間、試行錯誤し広告費も少しずつ増やし、新しい顧客を積み重ねて今があるわけですから、その3年分の時間と労力、無駄(ではないですが)になった広告費を全て一気に巻き返す為には大変なコストがかかるということです。

今、A店に必要なのは、一回の20万円の広告では無く、2万でも5万でもよいので継続的に効果を確認しながら広告を出せるような計画と資金繰りなのでは無いか?と私は考えています。

2011年2月16日水曜日

楽天市場での価格競争

私のお客様の店舗の売上げが上がってきている為か、小さなジャンルではあるものの目をつけられたようで、他店舗から価格を合わせられてきました。

一部商品では、利幅を少なくしてもいわゆる「入り口商品」として設定したものなのですが、同商品では、おそらく最安値に設定していた為、売れ行きは好調。そのおかげで店舗全体のアクセス数も増えて順調に成長していました。

そんな矢先、同ジャンルの別の店舗が、同じ商品をがつんと値下げしてきました。
我々の店舗よりも、ずいぶん安い・・大丈夫か?という価格です。

自意識過剰?かもしれませんが、我々の店舗と同じものを同じようなページ作りでリニューアルし、最安値を謳っています。
もともと単価の安い商品とはいえ、彼らも勝負に出たのかな?と思いました。

我々の店舗は、楽天最安値を謳っているわけじゃないので、この値下げに付き合う必要は無いのですが、他店舗から対抗されたというのは、ある意味認められたともとれるので、悪い気持ちはしません。

それから少し期間を経て、気になったのでその商品の売上げをチェックしてみました。

すると、我々の売上げには影響が出ていないことが解りました。

楽天は価格競争が厳しいモールなのは間違いないでしょうが、今回の結果には少々肩透かしを
食らってしまいました。

もっと効果(といっていいか解りませんが)が顕著に出れば、なるほど!やっぱり価格か!と思えたんですが、必ずしも当てはまらないケースもあるようですね。

ただ、これには色々と他の要素があります。

もともと我々の入り口商材は、価格設定はもちろん店舗内の対策でアクセスを集めるような工夫もし、実際ヒット商品になっていました。

レビューも順調に入り、検索でも上位にいた商品です。

そこにページ構成や価格面だけを合わせただけで、瞬時に同等になるわけでは無いということです。

1年後、同じ条件で彼らが安売りを続けていれば、我々との差は縮まるか追い抜かれる可能性は
もちろんあります。

これも続きを書いておく必要がありそうです。

2011年2月14日月曜日

一日1回楽天メルマガ配信!?

一ヶ月に40回もメルマガを打つ楽天の成功店。そんなにメルマガ打ったら嫌われて(メール解除)しまう!

と、思ったのですが、データは楽天で成功している店舗のもの、きっと戦略があるのだと思い今一度良く考えてみました。

諸説ありますが、メルマガの効果効能についてはこんな感じ。
※この数値は一定のデータを元にはしてますが、店舗の規模やメルマガの配信数によって、大きく変わると思います。
楽天出店者の方は、御自分のお店の数値に当てはめてみてくださいね。

開封率:2% (メールを開封した率)
転送率:50% (開封からサイトへアクセスする率)

つまり、10,000件のアドレスを保有している楽天店舗であれば、一回のメルマガの内訳はこんな感じ。

メールを見てくれる人:200人
楽天ショップまでアクセスしてくれる人:100人

となります。

一般的な転換率が2%なので、50人のアクセス(来店)で1件売れれば上々ですから、
上の例で考えると、1回のメルマガ配信で、100人のアクセス=2件のオーダーが入る計算になります。

これを週一回のペースで行えば、1ヶ月(4週として)で8件の注文ということです。

そこで楽天の成功店に習って、月に40回メールを打ったとすると、その数10倍ですから、
80件の注文が取れます。

また、楽天のジャンルTOP10に入るような店舗は、少なくとも数万件~十数万件のアドレスを
持っていますから、メルマガだけでも相当な注文数になります。

・・・・・本当?

本当だったら、是非やったほうがよいでしょう。

毎日となるとメルマガ専属の社員が必要かもしれませんが、これだけ効果があれば、、、

先ずは、すごく売れているであろう店舗のメルマガ会員になって確かめてみたいと
思います。

2011年2月11日金曜日

店舗カルテ、楽天サブジャンルTOP10平均とは

RMS R-Datatool店舗カルテについて、メモメモ。

店舗カルテは、前月(前日)までの店舗の状態をグラフや表で見やすく?
グラフィカルに表示してくれる便利な機能ですね。

最近、楽天のRMSアップデートで(たぶん)モバイルのアクセス数なんかも、
割と細かく見れるようになったりしてきました。

R-Datatoolは、楽天出店店舗の売上げ、アクセス数、転換率なんかがどんな感じで推移
しているかを確認するものですが、中でも店舗カルテはその代表格
みたいなもので、RMSにログインすると、見て見て!といわんばかりに、
ポップアップして、少々ウザイくらい。

店舗カルテを見ると、サブジャンルTOP10平均という欄があって、御自分の楽天出店店舗とならんで
数値が表示されています。

楽天成功店のTOP10平均の目も眩むような数字を見て、
楽天に出店したての方は売上げの大きさやアクセス数のすごさもびっくりかも知れませんが、
一番すごいのは、メルマガの配信数ではないでしょうか?

私の知るジャンルは限られていますが、月間40回とかのメルマガを
打っていることになってます。

楽天ECC(コンサル)も、週1回くらいのメルマガ配信を進めてくる
ケースが多いので、それと比べても多すぎ。

マジ!?という感じ。確かに楽天からのメールは多いけど、
40回といえば、毎日1~2通メールを打っていることになります。
これじゃぁ多すぎて、普通に考えたら(自分だったら)直ぐにメールを
解除されるよ。

ネットショップ経営に欠かせないメルマガではありますが、同時に大量のメルマガは
インターネット上の大きな問題ともなっていて、ユーザー個人としても迷惑なものです。
楽天のメルマガはいわゆるスパムメールではありませんが、あまりに数が多ければ、
印象はそれに近いものもあります。

ちょっと長くなるので、つづく。

2011年2月9日水曜日

楽天SEO業者に気をつけましょう。

先日から、楽天SEOについていくつか記事を書いたところ、何件かのアクセスをいただいております。
やっぱり、同じようなことが気になっている方は多いのかな?と思っております。

ここ1年くらいでしょうか、楽天の検索順位を上げるサービスを行っているSEO業者も増えてきたようです。私も似たような業種ではあるのですが、気をつけていただきたいのは悪質な手法をとる業者の存在です。

どのような手を使うかは書くことはできませんが、要はスパムです。

あくまで私論ですが、RMSに触れることなく商品を指定するだけで、該当商品の検索順位を短期間のうちにUPさせるという業者には気をつけたほうがよさそうです。

恐らく楽天側も気が付いています。楽天にとってもスパム行為は大変迷惑なことになりますので、何かしら対応が取られることになるでしょう。

googleのSEO対策と、楽天SEO対策は根本的に考え方が違いますが、両者にとってスパム行為(業者)は最大の敵といってよいでしょう。

それらに加担した、または悪質なユーザーとみなされればgoogleの場合、大きなペナルティがあります。(検索のインデックスからの削除等)

簡単でかつ短期間な方法で売上げがUPするのであれば、その業者が販売をすれば良い事で、そんなノウハウが仮にあったら、少々の金額でも人には教えないでしょう。

私が書いている売上げUPの方法は、それなりに面倒で、即効性もさほどありません。
また、効果が約束されたものでもありません。

楽天の仕組み(ネット通販)は特別な知識が無くとも、店舗運営が可能になっていることは確かですが、その中で戦っていく以上、最低限知っていたほうが良いことも沢山あります。

そんな内容を私なりに少しずつまとめて公開することで、興味を持っていただいた方と情報交換ができればと思っております。

2011年2月7日月曜日

楽天ECCは何してる?

楽天ECコンサル(私のような者ではなく、楽天の社員のこと)について少々。

楽天のコンサルって、たまに電話掛けてきて広告やセミナーを進めてくるだけの、
あんまり役に立たないというイメージを持ってませんか?

私も、少なからずそういうイメージを持っています。

とはいえ、ココは大人になって(笑)彼らの立場で考えてみたいと思います。

※以下文章は、未確認情報を沢山含んでいます。予めご了承くださいませ。

楽天ECCは、一人で100店舗を担当しているという話を聞いたことがあります。
100店舗って、すごい数ですよね。店舗名を覚えるだけでも一苦労
また、楽天の退店率は定かではないですが結構な数の新規店舗と退店もあるでしょうし、挨拶だけしかしてない店舗が
そのまま解約になってた。なんてこともありそう。

また、売上げや広告販売のノルマ的なものも当然あるでしょう。
楽天の主な収益としては、ロイヤルティと広告料だと思うので、

仮に店舗の平均月間売上げが200万として×100店舗で2億円。
ということはーロイヤルティが平均4%として、800万円。

各店舗に月間売上げの5%を広告費として捻出させると考えると、1000万円。


そんな感じ?結構大きい。。でもそんなものかな

と想像すると、自分だったらどうしましょうかね。。。

売上げも広告も、やっぱり実績のある店舗から攻めて行った方が効率がよさそうです。

すでに楽天で月間1000万売っている店と、20万のお店。
10%の売上げUPを目標とすると、前者だったら100万円。後者なら2万円の売上げUPと
なり、どう考えても前者に力が入ります。

となると、例えば売上げ平均以下の伸び悩んでいる店舗(売れてない店)への対応はおざなりになりそう。

楽天ECCも人の子。これは仕方が無い。

また、同じ売上げであっても、昨年比で伸びているショップと安定してしまっているショップで
あれば、伸びている店舗に時間を掛けたほうが、ノルマに近づけるような気もします。

実際はもっと複雑なことになってると思いますが、大凡こんな感じなのでは。。と
想像してみました。

この辺りを踏まえて楽天ECCと会話すると、結構面白かったりしますよ。
彼らもきっと大変なんでしょうから。。

売上げをどんどん伸ばして、楽天ECCの態度の変化を楽しんでみるもの良いかもです。

2011年2月4日金曜日

楽天ロングテールSEO対策

前回で、楽天商品ページへの内部的SEO対策は、限界があり
無意味では無いものの、それによる上位表示は困難であることを書きました。

いくつかのワード、特に検索回数の多いビックワードに関しては、
楽天の検索アルゴリズム上、レビュー数やヒット数自体の影響が強く、
すでにレビューを集めている商品を上回ることは困難です。

ただ、ビックワードでは無く、スモールワードへの対応で効果が期待できます。

いわゆる、ロングテールSEO的な考え方は楽天SEOにも使えそうです。

パソコン等のOA機器を売っている店舗が、どのようなキーワードを重視するか。
「パソコン」というのは超ビックワードですから、大きな資金力でもなければ上位進出するのは絶望的です。

しかし、実際にユーザーの視点で考えれば、PCを探しているときに、楽天の検索に「パソコン」
と検索する人は、少ないでしょう。
なぜなら、「パソコン」で検索した場合、PCの周辺機器などの目的以外の商品ばかり上位表示されている為です。
PCの型番や搭載メモリー、HDDの容量、地デジの有無など、複数のワードで検索するはずです。

このような項目をしっかりと商品ページに記載しておけば、競合する商品は格段に減る為、
レビューが入っていないような商品でも、上位に表示されることがあります。

逆に言えば電化製品の場合は型番で検索されてしまうので、価格でさえ勝っていれば売上げが見込めます。

型番商品で無い場合、取り扱う商品がどのような言葉で検索されるのか?を良く考えて商品登録をしておくことで、
ユーザーにも優しく、かつロングテールSEOを狙った商品ページになるというわけです。

調べる方法は、いくつか考えられますが、ひとつの方法として、
「google adwords キーワードツール」←ググると出てきます。を使ってみるのもよいかもしれません。

これは、ワード毎にgoogleで検索されているキーワードの検索回数を教えてくれる便利なサイトです。

店舗の商材名や通称など、色々と入れてみると「そうだったのか!」と思うこともあるかもしれませんよ。

ロングテールSEOは、上位表示が割と簡単な上、効果は大きいと考えられています。
複数ワードで検索したり、あまり一般的で無いワードで検索してくるユーザーは、それだけその商品に
詳しかったり、本気で探していたりという確立が高いと考えられますので、受注に結びつきやすい
貴重なアクセスとなります。

どのようなワードを仕込むかが鍵になりますが、いっぺんに全部やりきることは難しいですし、
あまりよくありません。
一度に狙ったスモールワードをずらずらと全商品に並べたりすると商品ページが不自然になったり、
ワード数も増やしにくいからです。

商品は少しずつ。丁寧に商品を説明することで、良いページにしていくことが肝要です。

・良いページ=説明が豊富=ワードが沢山=ロングテールSEO!

というわけです。

良いコンテンツが最強のSEOであるという言葉があるようですが、楽天で言えば、
良い商品ページが最強の楽天SEOといえるかもしれません。

2011年2月3日木曜日

楽天SEOとSEOの違い

楽天検索SEOの意味とは

で楽天内検索での上位表示の有効性とその難しさについて書きました。

前回ポイントにしたのは、現在の楽天検索アルゴリズムにはレビュー数の影響が大きいことから、
長い期間売れ続けている商品でなければ、レビューは集まらず、結果として上位に表示されることは困難になります。

出店したばかりのお店は当然レビューなど無く、少々売れたくらいではレビューは入りません。

検索エンジン最大手のgoogleでは、なるべく平等にかつ内容の伴った優良なサイトを検索上位へと表示させる基本方針のようなものがありますので、内部的なSEOが大変重要になってきます。

内部的なSEOとは一般的に、以下のような事柄が言われています。
※中には時代遅れだったり、有効性が確認できていないものもありますが。。

・上位表示を目指すキーワードを、タイトルに適切に入れる。
・本文(コンテンツ)にもキーワードを適正と思われる出現率で入れる。
・狙ったワードに関連するワードも適切に入れる。
・ユーザーが見やすいレイアウトと内部構造を目指す
・各ページに正しくリンクを張る。
・他にもいっぱいあります。

適切に、とか正しくとか抽象的で申し訳ないのですが、今回は対Google向けSEOの話で無いので、
このくらいで。

と。まぁやることは色々あります。
内部的なSEOは基本的にコストがかからず(作業をする人件費は別として)
ポイントを抑え日々コンテンツを作っていけば、おのずと良い結果が期待できます。

が、しかし楽天SEOとなると、話は別。

商品ページ内でのワード出現率や関連ワードなどを頑張っても、それが上位表示の為の要因とは
なりません。(今後はわかりませんが)

つまり、転換率は別として楽天の商品ページをいくら作りこんでも、それが上位表示に繋がることは無く、結果売れない。ということになってしまいます。

楽天の検索順位を決定している項目で最も重みがあるのは、先にも述べたように2011年現在は「レビュー数」です。
つまり、楽天SEOとは、いかにしてレビューを集めるか!がポイントになります。

商品が売れた際、レターなどを添えている店舗も多いと思います。
中には直筆でお礼文を書かれる店長様もいらっしゃいますよね。

そこに、「お客様のお声を是非お聞かせください。スタッフの励みになります」
というような文章と、レビューの書き方を簡単にかつ解り易く記載してみてはいかがでしょう?

地道な作業ではありますが、これで数%でもレビューの数が伸びれば、長い期間の間には
大きな差となって、現れてくることでしょう。

2011年2月1日火曜日

楽天の広告なんて二度と出すもんか!

タイトルが極端ですかね?笑

賛否両論。楽天市場の広告について、考えてみます。

楽天の広告は、一番安い価格帯のものでも、2週間程度のバナー表示(カテゴリTOPバナー)で6万円~。さらにサーチワード広告というものもありますが、総じて高額です。

2011年1月31日月曜日

楽天市場で売れる商品登録のまとめ

ヒット商品のつくりかた」もあわせてご覧いただくとわかりやすいです。

楽天市場で売上げをUPさせる為に必要なRMS R-Storefrontでの商品登録方法から、楽天GOLD上の商品バナー掲載方法、検索結果からのアクセス最大化と楽天ランキング市場へランクインすることのメリットなどを一連の流れとして書きました。

楽天市場でもヤフーショッピングでも、インターネット上のショッピングモールに店舗を出店・出品した場合、否応無く価格競争、値下げ合戦に巻き込まれていきます。

ネットモールで勝ち抜く為には、これを踏まえた上で臨まなければなりません。

とはいえ、全てにおいて完璧に対応することは不可能ですから、力の入れるポイントを踏まえてしっかりと対応したいものですね。

必要なのは価格と商品写真、そして情報です。美しいバナーや、GOLDのTOPページの頻繁な更新などは必要ありません。検索上位のショップを見ると、お金と時間を掛けて非常に完成度の高いショップも多く、売れないのは店舗のデザインのせいではないか?と考えが及ぶことも理解できますが、その前にチェックすべき点が数多くある場合が多いということです。

楽天のコンサルは広告出稿を進めてくるでしょうが、楽天の広告は高価ですし売上げの少ないうちは必要ありません。
豊富な資金があり、スタートダッシュが必須の場合は広告出すのが早いですけど。。

安く無い出店料とロイヤルティを楽天に支払っている理由は何でしょう?RMSの仕組みが優秀で使いやすいから?違いますよね。
楽天の持つ大きな集客を求めているのはずです。

現在楽天には、3万店を超えるショップが出店しており、日本最大のインターネットモールとなっています。
内訳は解りませんが、3万ものお店を全て見て回ることは不可能ですし、結局は検索からお客様を引っ張ってくるしか無いのです。

検索の結果を最適化する(上位に表示させる)SEOという技術がここ数年話題となり、対策をしている店舗もあることでしょう。
私が楽天のお店を見て回ると、SEO(googleでは無く楽天向け)対策まったくされていない店舗も多くあり、そういった意味ではこれからという店舗にはまだまだチャンスが残っていると思っています。

したがってSEOは、楽天内外を問わず今後もブログで取り扱っていきたいと思っています。

楽天市場の商品名のつけ方2013 まとめ を書きました。こちらも是非。

2011年1月30日日曜日

楽天市場で売れるヒット商品のつくりかた 入口商品4

楽天市場でのヒット商品のつくりかた として、何回かに分けて書いてきました。

楽天市場で売り上げをUPさせていくためにはヒット商品が必ず必要になるということを前提に、そのヒット商品の登録の仕方、アクセスの集め方について書きましたが、ここを見ている楽天の店長さんからすれば、「そんなことわかってるよ」という声が聞こえてきます。

確かに、当たり前のことばかりのようですが、問題は作業(結果)のクオリティにあることを今一度見直してみてはいかがでしょうか?

自戒の意味を兼ねて書きますと、どれだけ深く理解し検討に時間を割いたとしても、その結果が楽天市場のページ画面上に表現されていなければ、何も考えていないことと同じになってしまいます。動かなければ、楽天の売り上げも動きません。

入念に検討し、行動することは確かに大切ではありますが、まずはやく動く。ということが楽天市場に限らずWEBの世界では大切だと思っています。

間違った対策をとれば無駄になることもありますが、それによって致命的なダメージを負うことは少なく、むしろチャンスを逃す方がリスクです。

一つの基本的な考え方、スパムを含めインチキはしない。というルールさえ守れば。

インチキについてはまた後日。

楽天市場の商品名のつけ方2013 まとめ を書きました。こちらも是非。

2011年1月28日金曜日

楽天市場で売れるヒット商品のつくりかた 入口商品3

前回、楽天の市場の売上げアップに欠かせないヒット商品の作り方 について書きました。
今回はその続きをもう少し。

前回、前々回で、楽天市場でヒット商品をつくるべく、商品の選択と商品登録までが終わりました。

これで、「見てさえもらえれば売れる」という状態になっているはずです。

見てもらう=アクセスしてもらう。

つまりアクセス数を増やしてこそ、売れることになります。

そこで、今ある全てのアクセスを集めて、この商品へと流し込みます。

トップページに商品ページへのバナーを設置することはもちろん。
楽天内の自社ページでランキングや、オススメ商品、ニューストピックス、フッターコンテンツ等あらゆる箇所にその商品へのリンクを設置します。

また、他の商品ページからも、スムーズにアクセスしてもらえるように、テキストでもリンク。モバイルページも手を抜かず、TOPや商品ページからリンクを張りまくります。もちろんメルマガも打ちます。(リストの数が少なくても)

さらに楽天の外部にサイトがあれば、もちろんそこにも掲載、ブログであればその商品の記事を何度も書いて更新します。可能であれば取引先やお友達、個人的なサイトなどからも商品ページへリンクをしてもらいます。


アクセス数は日々R-Datatoolでチェックして、どのように推移しているかしっかり把握。結果が思わしくないようであれば、リンクを増やしたり、ブログに再度アップしたりを続けます。

どのくらいの期間で結果が出るかはサイトの状況や商品によって変わってきますが、たとえば1ヶ月行っても、アクセス数UPにまったく効果がないようだったら、商品の選定を変更する必要があるでしょう。

アクセス数は伸びても売上げがアップしない・・・ということであれば、送料の見直しや商品ページの見直し、※商品説明が適切か、説明文が短くないか?等を再度行います。

基本的にはこの繰り返しとなります。

2011年1月27日木曜日

楽天市場で売れるヒット商品のつくりかた 入口商品2

前回、楽天市場で売上げを上げる為には、ヒット商品をつくる必要があると書きました。

商品の登録内容にも注意しましょう。 商品名の付け方 でも書きましたが商品名はとても大切です。

一般的なSEO効果はもちろん、何より楽天内の検索で対象になるよう、ライバル店の商品名はもちろん、別の言い方、読み方、呼び方などあらゆる面で検討し、商品名、キャッチコピーを決めてください。
その他、入りきらない文言については、商品説明に入れます。

商品写真も、出来る限り良いものを用意してください。

ライバル店に写真が劣っているようではいけませんが、コストを掛けててでも出来る限りよい画像を用意する必要があります。

ユーザーが最初に見るのは画像です。次に価格。商材やある程度慣れたユーザーであれば少々画像がヘンテコでも、商品名や内容から実際の商品を把握してもらえる可能性もありますが、適切な商品画像と適切(楽天の中で勝負が出来る)な価格が両立していない商品は、単独ではまず売れません。

さらにつづく。

2011年1月24日月曜日

楽天市場で売れるヒット商品のつくりかた 入口商品

前回、店舗のヒット商品をつくることで得られるメリットについて書きました。

楽天市場での楽天サーチ(検索)での上位表示や、ランキングに進出による露出UPなど、良い事ばかりなのですが、肝心のヒット商品はどうやってつくるか?ということについて。

先ず、店舗で取り扱っているメイン商品や商材の名前など、「このキーワードで上位に進出したい」と思うキーワードを選びます。次に、実際にキーワードで検索し上位30位(1ページ目)に出てくる商品でかつなるべく低価格なものと同等の商品を取り扱っていれば、その商品を一番売れている商品と同価格か少し安く設定する。

これで、ヒット商品の元になるものが出来ます。

ちょっと解り難いので、今一度条件を箇条書きに。

・すでに売れている(検索TOP30に入る)商品と同じもの。
・低価格なもの。(安い価格帯の方が買いやすい)
・上記2点を満たしていて、価格で勝てる(一番安く出来る)もの。

となります。

取り扱っている商材によっては難しいかもしれませんが、楽天内には必ずライバルになる店舗があるでしょうから、その店舗のヒット商品よりも良い条件(安い、送料無料、おまけ付き?)か少なくとも同条件の商品を1つ作るわけです。

すでに売れている商品と同等のものが、さらに安く手に入るわけですから、後はユーザーに見つけてもらえば、確実に売れるはずです。

つづく。

2011年1月21日金曜日

つくれ!店舗のヒット商品

今回は楽天市場で売上げをUPさせる為の方法として、タイトルどおり、商品自体について考えたいと思います。

楽天では、店舗に登録されている商品点数が多ければ多いほど良いとされています。
ユーザーが欲しいと思う商品は千差万別、売れないかな・・・?と思ったものが、意外と売れてみたりこれは絶対売れる!と思ったものが全然だめだったり。。となかなか楽天は我々店舗を楽にさせてはくれません。

ちょうどブログを書き続けることが重要なように、商品点数がどんどん増えていく店舗はSEO的にも有利と考えています。

でも、数百またはそれ以上の商品があっても、満遍なく陳列しているだけでは売れてくれないのが楽天の厳しいところ。ここは「ヒット商品」を作ることを考えて見ましょう。

ヒット商品を作ることで売上げUPはもちろんですが、楽天の検索結果での上位進出やランキング入を狙うことができ、そこからの二次的なアクセスが見込めます。はたまたヒット商品があることで、ついでにもう一個。と複数注文を受ける可能性も出てくるでしょう。

これは大変大きな事で、これなくして楽天での成功は無いといっても過言ではありません。

楽天で売上げが上位のお店も、相対的にみればある程度売れる商品というのは決まっていて、それ以外の商品は、ついでに見たら良かったので買ってみた。という流れも多いと思います。

楽天でのヒット商品がまだ無いな。という店長さんは検討してみては?

2011年1月19日水曜日

ブログのアクセスUP方法

前回の楽天の店舗のためにブログを書く の続きです。

楽天市場の店舗へ見込み客を流すためにブログを書くわけですので、当たり前ですがそのブログ自体にアクセスが無ければ、なんにもなりません。

解説するブログサービスもどこでも良いというわけではなく、人気のあるサービスの方がよさそうです。今だったらアメブロ?とかでしょうか。

ブログのタイトルは実際にヒットさせたいキーワードで調べてみましょう。基本的なキーワードの決め方は楽天の商品名の付け方にも近いですが、ブログの場合は範囲をもっと広げた方が良いかな。

ブログを読んでもらうためには、googleなどの検索からしか「ほぼ」無いでしょうから、やっぱりSEOということになります。

ブログはSEOの知識が無くてもテンプレートである程度対応が取られていて、記事を書くだけで技術的な対策はOKです。(本格的にとなればまた別ですが)

肝心の記事にはしっかりとキーワードを入れるようにします。

餃子屋さんだったら、「餃子のにんにく抜きレシピ 」といった感じでしょうかね。

餃子というワードは大きすぎて、単独のワードでgoogleなどでの上位進出はかなり難しいと思われるので、サブキーワードを工夫することが肝要です。

楽天での売上げにつなげる為には、ネットショップで餃子を買おうと思っている人にアクセスしてもらうのが一番ではありますが、そのことばかり書いていてもネタは尽きますし、良い記事にはなりにくいと思います。

兎に角、楽天での商材である「餃子」にまつわることであれば、作り方や焼き方などのレシピ系はもちろん。原材料への薀蓄だとか、調味料、タレについてなどキーワードに近しい事柄についても書いていきます。また少し離れても、ラーメンの話題であったり、ファストフードのことであっても同じ食べ物ですし、OKでしょう。

また、毎回必ず餃子について触れずとも、まったく関係ないこと。サッカー日本代表等、自分の興味のあることをどんどん書いてOKです。

ブログのSEOの肝は、基本的に沢山の記事を継続的に書き続けることに尽きます。関連したキーワードが適切に盛り込まれている記事が大量にあればあるほど、どんどんブログは成長していきます。

成長したブログは、あらゆる方面から検索にかかるようになりますので、少しずつアクセス数もUPしていくはずです。

さらに、ブログの内容が有意義であれば、リピーターも付くことになりますから、本当は記事の内容が最も大切ではあるのですが、良い記事を書こうと頑張ってしまい続かないのでは本末転倒。

必須なのは続けることのみ。という感じで挑んでみてはどうでしょ。

2011年1月18日火曜日

楽天の店舗のためにブログを書く

前回の楽天市場の集客に頼らないに引き続き、他のサイトからユーザーを連れてきて、楽天市場の店舗の売上げUPを目指す方法について考えます。

店舗外部サイトの代表的なものとして、ブログがあります。
ブログは特別な知識が無くても立ち上げられますし、とりあえず管理をするのも簡単ということで、すでにお持ちの方も多いのではないかと思います。

始めるのが簡単なだけに、ブログは立ち上げたものの、続かない方も多いと思います。

すでにある場合、ブログのアクセス数はどのくらいでしょう?ブログのアクセス数のうち何%が楽天への集客になっているでしょうか?

良く見かける店舗ブログでは、○○の販売をスタートしました!是非ご覧ください。楽天ショップはこちら・・・というような情報が毎日書かれているだけ。というモノがあります。

これは、極端な例かもしれませんが、実際楽天の店長さんにお話を聞くと、ブログを書こうにも、そんなに毎日のように書くことない。。でもブログは更新しないといけないから○○の販売を。。。というような画一的なブログになってしまう。。ということです。

確かに、ブログを更新するのは大変。モチベーションもなかなか続かないものですよね。
楽天で取り扱っている商品にまつわる事を話題に毎日文章を考えるのは大変な労力だと思います。

そこで!(というほどの話では無い)ブログはある程度割り切って書くことをオススメします。

ブログには、楽天で取り扱っている商材の事だけでなく(むしろ少なくてOK)日々思ったことや身の回りの小さな事柄をメモするように更新してみてはどうでしょう。ショップのオフィシャルブログということで肩肘をはらず、また批判や中傷にあまり敏感にならず、自由に更新しては。。とアドバイスしています。

もちろん、ショップの顔になるブログなのですから、あまり過激な発言や他人を悪く書くようなことは控えるべきではありますが、店長(店員)の個性が出るくらいでないと、読者には伝わらず面白いブログにはならないと思うんですよね。

また、取り扱っている商材についてのコメントも、間違いを恐れずどんどん薀蓄を書いていきます。別の日に同じようなネタを書きたいと思ったら、被ってるから。。などと思わず何度でもどんどん書いていけばいいと思います。

間違いを指摘されたりしたら、素直に訂正しお礼を言えばいいだけだと思えば気が楽になりますし、何よりコメントがつくというのはモチベーションのUPにもなります。

※ただし商売の根幹にまつわるようなコメントは間違うと信用を失いかねませんので注意!

上記をもって「やっぱりめんどくさい。。」とか「自由に書くのは気が引ける」という店長さんは
ブログというメディアが向いていない可能性もありますので、再検討が必要かもしれません。

楽天の集客だけに頼らない!

楽天の売上げを左右する大きな要因であるアクセス数を少しでもUPさせるべく、前回は商品名の付け方について書きましたが、今回はまったく別の方法についていくつかメモを。

楽天に出店し出店費用や安くないロイヤリティを支払う最大の目的は、楽天の集客力を求めていると思います。なのでいわゆる「とりあえず楽天に出店すれば」的な考え方になってしまうのでしょう。

でも、実際は楽天に出店した「だけ」では自動的にお客が集まるってわけではないですよね。

商品名や商品説明を「売る」ために考えているだけではいけないことも書きましたが、要するに楽天内外でのSEO対策が必須となるわけです。

基本的なSEOは、一定の文章のボリュームとヒットさせたいキーワードの出現率をある程度管理すること、またページ数・楽天の場合は商品数を増やすことで一定の効果が得られます。

この点だけでも、細かくやっていくと色々ありますが、今日は楽天外で出来ることを考えます。

楽天外となると、ショップのオフィシャルサイトを立ち上げるとか、ブログを書くというのが一般的ですね。実際やっている方も多いと思いますが、売上げへの効果はいかがでしょう?

RMSのR-Datatoolで、オフィシャルサイトやブログからのアクセス数をチェックして、アクセス数の目標を立てるとよいと思います。

オフィシャルサイトもブログもSEOをしっかりと行い、ユーザーを集められれば、楽天単独で店舗を展開しているよりもユーザーの入り口が増えます。

ブログも1つではなく、商品の特性によっては2つ3つそれ以上あったほうが良いです。

店長の日記的なものでも良いでしょうし、商品について熱く語るのもよいでしょう。

とはいえ、1つのブログを更新し続けることも大変です。まして2つ3つとなるとそれだけでも人員を裂かなければならなくなるかもしれません。

効果が見えないとモチベーションも上がらないので、しっかりと日々のアクセス数や楽天の店舗へどのくらいのアクセスを送れたか、をチェックしながら目標を立てていくことが良いと思います。

この点については、また詳しく書きたいと思います。

2011年1月14日金曜日

楽天市場の商品名のつけ方

前回楽天の転換率やアクセス数、客単価について書きましたが、

初期の店舗で最も重要と考えるアクセス数について、もう少し。

当たり前の話ですが、アクセスが少ない=店舗に人が来ないという状況は実店舗に例えれば駅から遠い田舎町。
しかも道路に面していないようなお店のようなものです。

そのお店の前で、必至に声を上げて呼び込みをしたり、お店の中を掃除したり、商品の陳列を整えたり。。と忙しく働いても、あまり良い結果が出ないのは明白です。

楽天市場に出店すれば、ある程度は自動的にユーザーも来るし売れるのでは?
と考えて、痛い思いをした方も少なくないと思います。

確かに楽天市場にお店を出すだけで、楽天という巨大なモールの中に自分の商品が掲載されるわけですから、強力な商品であればそれだけで売れてしまうという実例も見たことがあります。

強力な商品とは、たとえばブランド物。商品名が明確で型番があるようなものだったら、
あとは価格勝負に持っていけます。

逆に、価格勝負で負けてしまうと、大変厳しい戦いになるわけですが。。

そんなわけで、ある程度しっかりとお店が作れているのであれば、楽天で売れないからといって頻繁にTOPページを更新したり、店舗デザインをリニューアルしたりするのは無駄な行為であることが解りますよね。

楽天で取り扱う商品にもよりますが、月の売上げが数万円~数十万程度まではとにもかくにもアクセス数を増やすことを考えましょう。

アクセス数を増やす方法はいくつか考えられますが、先ずはRMSで出来ることを1点

商品名、キャッチコピー、商品説明は正しく適正になっている?

楽天市場の検索は、商品名、キャッチコピー、商品説明が検索の対象となります。
また、googleやyahooからの検索もありますので、ここは最も重要です。

お客さんがどのような語句で検索するかを考え、商品名をつけることが必須です。
商品名が長いと、ページの見た目が良くないと思われる方もいますが、
楽天市場において、そんなことは言ってられません。

ダイレクトな商品名だけでなく、 ある程度商品の説明になるようなことまで商品名に入れておきます。

同じ商材を取り扱っている他店舗を見て、参考にするのが早いですが、せっかくなんでその上をいけるように、キーワードを効果的に商品名に入れることが必要です。

ここで、一つ例をご紹介。

餃子屋さんの例

とっても美味しい手作りの餃子33個入り


という商品名。(今考えたので適当ですが。)


【123万個完売!2分に1個売れている人気餃子☆通常の餃子3個分の重さの具だくさん餃子です。】≪2セット焼売5個、3セット小籠包5個、4セットプチ肉まん10個、5セットで特製肉まん4個≫王さんの手包み大ぶり餃子(33個)【smtb-T】【ボーナスセール_3】 

↑これ。全部で商品名です。(実際に売れている店舗さんのを拝借しました)

勝手に拝借して悪いので一応リンク張っておきますね。

長い。。 でもこれが楽天での商品名の正しいつけ方なんですよね。

商品名を見ただけで、詳細までわかっちゃうようになってますし、売り文句まで入っています。
最も重要なキーワードである「餃子」という言葉が4回も出現しています。

どうでしょう。全然違いますよね。

見た目シンプルな方が好みの方も多いでしょうが、長いのには理由がちゃんとあるのです。

SEOというものはご存知だと思いますが、基本的googleでも楽天でも検索エンジンというシステムは、テキストしか読みません。また程度はあるものの、文章が少ないページよりも多いページの方が情報が多い=良いページと判断されます。

また、諸説あるものの、自然な形でキーワード=餃子 がある程度頻繁に出現していることも影響があるとされています。

SEOを行う上で、最初の一歩でページのタイトルを決めることになります。

楽天市場ではなく、普通のHPを作ったことがある方は最初にページのタイトルをつけることになると思いますが、このページタイトルがSEO上大変重要、というか必須の対応項目になります。

当たり前ですが、ページタイトルはそのページを一言(でない場合もありますが)で端的に説明している必要があり、検索エンジンも当然そのように考えますので、検索エンジンがページのタイトルテキストを見て、「このページはこんなページなんだ」と理解するわけですね。
その他のテキストでももちろん判断はされますが、タイトルが一番影響力が強いと思ってもよいでしょう。

つまり楽天市場の商品名=そのページのタイトルとなるわけですが、いかに重要かが解っていただけると思います。

ここで間違って、先の餃子をこんな商品名で登録していたとします。

手作りの味!美味しい!具だくさんな33個セットセール中!

これは大問題です。肝心の餃子というキーワードが一個も入っていません。

餃子専門店なんだから、餃子を売っているのは当たり前と考えて登録してたりすると、
こんな間違いが起こりやすいかもしれません。

書いてて思いましたが、私ももう一度クライアントさんの商品名を見直してみようっと。

続編をアップしました。
楽天市場の商品名のつけ方2013

2011年1月12日水曜日

楽天店舗のアクセス数は伸びていますか?

何はともあれアクセスが無いことには売れませんよね。

前回の記事 楽天検索SEOの意味とは

でも書きましたが、何とかしてアクセス数を伸ばしたい。。

楽天のマニュアルや教本にある例の法則。

アクセス数(人数)×転換率×客単価=売上げ

とありますが、売上げが少ないうちは転換率と客単価はそれほど意識しないほうが良いと思っています。

データーを分析するには、ある程度の母数が必要だからです。

とはいえ、データを見てみましょう。

店舗カルテで過去1年間の転換率を見ることが出来ます。
「レポートの条件設定」の項目で、月次レポートを選び、必須項目1個(総売り上げとか)と転換率(P)を選んでレポートを表示します。グラフには転換率がでませんが、グラフの右下に「詳細データを見る」というボタンがありますので、ココから見ることができますよ。
※良く解らないようでしたらコメントください・・汗

転換率。いかがでした? 結構ブレてません?

売上げ(売上げ件数)が少ないうちはちょっとしたことで転換率は大きく変わってきます。

ちょっとしたこと=たまたま売れた と考えてもよいでしょう。

また、客単価は高額な商品が1点うれただけで大きくブレることがあります。
※同じような価格帯のものばかりを取り扱っている場合はブレは無いと思いますが。。

でもアクセス数はどうでしょうか?

転換率に比べ、アクセス数は割りと一定ではないでしょうか?

ここ1年、売上げが伸びていない店舗の場合、商材によって季節の影響が出る場合がありますが、年末などが高くなるのを除いて平らなグラフになっていると思います。

これが右肩上がりであれば大変良いことですが、そうで無い場合はアクセスを増やす作戦を考えなくてはいけません。

アクセス数を増やす為には、現在の状況をよく理解していなければなりません。

ユーザーがどこからアクセスしているのか?を徹底的に調べましょう。

2011年1月11日火曜日

楽天検索SEOの意味とは

楽天で売れない!と嘆く店長様へ。悪魔のささやき。(ウソです)

googleでもヤフーでもSEOの重要性が謳われて久しいですが、当然のように楽天内のSEOも注目されています。

楽天の検索結果で上位表示できれば、サーチワード広告と同じ、いやそれ以上の集客効果が得られることでしょう。

以下、危険な推測となっています。「こんな話もあるのかな?」くらいに留めてくださいね。責任はもちませんので。

楽天の検索結果の表示順位は、アクセス数、売上げ件数、売上げ金額にレビュー数と様々な要素で成り立っていると思われますが、最も影響が強いと考えられるのはレビュー数です。

これは一目瞭然、楽天の検索結果を見れば、どんなキーワードで検索しても上位に表示される商品は、レビューが多く書かれているものがほとんどだと思います。

楽天では、レビューを出店者や関係者が自ら投稿するような自演行為を禁止していますので、
安易に増やすことは困難ですが、よく見かける手法として、

「レビューを書いたら送料無料」

というのがあります。

楽天のガイドラインでは・・・

「商品発送前に注文・購入ユーザへレビュー投稿を促すキャンペーン」は禁止。

となっているので、「レビューを書いたら送料無料」は思いっきり抵触しているように思います。

でも今日現在、そのようなキャンペーンを行っている店舗は少なからずありますね。
商品検索で「レビューを書いて」で検索してみると解りますよ。

レビューを書いてもらうには当然売れなければいけないわけですが、レビューの効果がハッキリしているだけに、もどかしいところです。

仮に楽天側がガイドラインに沿って厳密に禁止行為として強い対応をとれば、
無くなるでしょうが、それまでに集めたレビューは残ることになるでしょうから、
やった者勝ちの状況のような気がします。

また、本気で不正行為(自演)をしようと思えば、ユーザーの手を借りずともレビューを入れることは可能でしょうし、見かけ上アクセス数や売上げ自体も不正にアップさせることが可能です。

つまり、楽天の検索結果の順位がレビュー数を筆頭にアクセス数、売上げなど不正行為で何とかなってしまう数値を根拠としている限り、自演する店舗は有利となり、そうでない店舗との差がついてしまうということになります。

もちろん、何かしらの理由で自演行為が楽天に知られた場合、即退店!となる可能性があります。

楽天市場がより良いモールとなる為には、検索システムの公正化や精度向上は必須になるはずですので、今はそれに期待することにしましょう。

2011年1月6日木曜日

ショップの客?楽天の客?

ユーザーが楽天市場で買い物をする際、どのような心境で
買い物をするか?ということをちょっと考えてみました。

以下、自分の場合ですが。。

楽天のTOPやバナーから検索して、お目当ての商品を見つけ、
それと同様の商品が他のショップで売っていないかを調べます。
で、一番安いショップで買う。

電化製品のように、型番が決まっているものだったら、他のモールや
その店舗のオフィシャルサイトなんかもチェックしてみます。

これまで、多くの商品を楽天で買ってきましたが、ショップの名前は
ほとんど覚えていません。

覚えているのは楽天で買ったこと。。だけです。

メルマガもほとんど読みませんし、まとめて解除したり。。
本当は有益な情報もあったのでしょうが。

ただし、買い物をしてから商品が届くまでの間は楽天の注文確認メールや
ショップからの承諾メールを大切に取っておきます。

これは、トラブルなどかあった場合のためです。

振り返ってみると、一生懸命販売をしてくれたショップのことはほとんど印象に残らず、
楽天で良いものが安く買えたという満足が残った。。という結果です。

さらに、トラブルがあった場合は、楽天の”せい”ではなく、ショップの”せい”
ということになります。

ショップの立場としては、コスト(労力・広告代等)・リスク(クレーム等)をかけて獲得した顧客も
ショップの顧客では無く、楽天の顧客にしかならない。
ただし、リスクのみ残る。。と。

こう見ると、なかなか厳しいですよね。

一度買い物をしたくらいでは、ショップの名前さえ覚えていない場合が
十分に考えられるということです。

でも二度目はどうでしょう?

二度続けて買い物をすれば、印象に残る率は飛躍的に上がるような気がします。

二度目ということはリピーターということですから、「それが出来れば苦労しない」
という声が聞こえてきそうです。

そこで、「一度買ったら、もう一度買いたくなる」という仕込みを考えてみては
いかがでしょうか?

一度目の注文を取る為には上記のとおり、コストとリスクをかけているのですから、
二度目の注文を取る為にも、同じだけコストとリスクをかけても良い筈です。

R-Datatoolを知り尽くす アクセス分析 参照元サイト2

前回 R-Datatoolを知り尽くす アクセス分析 参照元サイト
に引き続き、参照元サイトの件。

楽天GOLDの件で、neドメインからのアクセスのことを書きましたが、
トップページをGOLDで作っている場合、「http://www.rakuten.ne.jp/」が参照元として
カウントされています。

アクセス数はいかがでしょう?

トップページをGOLDで作っている通常のお店であれば、
http://www.rakuten.ne.jp/」からのアクセス数が一番多くなっていると思います。

これは、前回neドメインのアクセス数がカウントできない という説明を
しましたが、同時に外部サイト扱いとなっていることがわかります。

そんなことを踏まえて、上位の参照元アクセスサイトを見ながら、
ユーザーの動きを少し想像してみましょう。

-------
楽天TOPの検索で「○○○○○○」と検索し、検索結果に表示された
該当商品の商品ページにアクセス。



(1)ブラウザの戻るボタンで検索結果に戻る。
or
(2)商品ページに表示されている、メニューからトップページ等に進み別の商品を選択。

と。こんな感じに考えてみます。

(1)の場合の参照元アドレスは・・・
 「楽天サーチ」の1件

(2)の場合の参照元アドレスは・・・
 「楽天サーチ」の1件
 neドメインのトップページ(GOLD)の1件

となるはずです。

サイトのメニューナビゲーションにもよりますが、
商品ページ→TOPページ→商品ページ→TOPページ・・・・
とユーザーの操作が行われた場合、http://www.rakuten.ne.jp/ からの
アクセスが加算されていきます。

ということは、逆手にとって
http://www.rakuten.ne.jp/ からのアクセス≒TOPページのアクセス数と考えることも
できますね。