前回で、楽天商品ページへの内部的SEO対策は、限界があり
無意味では無いものの、それによる上位表示は困難であることを書きました。
いくつかのワード、特に検索回数の多いビックワードに関しては、
楽天の検索アルゴリズム上、レビュー数やヒット数自体の影響が強く、
すでにレビューを集めている商品を上回ることは困難です。
ただ、ビックワードでは無く、スモールワードへの対応で効果が期待できます。
いわゆる、ロングテールSEO的な考え方は楽天SEOにも使えそうです。
パソコン等のOA機器を売っている店舗が、どのようなキーワードを重視するか。
「パソコン」というのは超ビックワードですから、大きな資金力でもなければ上位進出するのは絶望的です。
しかし、実際にユーザーの視点で考えれば、PCを探しているときに、楽天の検索に「パソコン」
と検索する人は、少ないでしょう。
なぜなら、「パソコン」で検索した場合、PCの周辺機器などの目的以外の商品ばかり上位表示されている為です。
PCの型番や搭載メモリー、HDDの容量、地デジの有無など、複数のワードで検索するはずです。
このような項目をしっかりと商品ページに記載しておけば、競合する商品は格段に減る為、
レビューが入っていないような商品でも、上位に表示されることがあります。
逆に言えば電化製品の場合は型番で検索されてしまうので、価格でさえ勝っていれば売上げが見込めます。
型番商品で無い場合、取り扱う商品がどのような言葉で検索されるのか?を良く考えて商品登録をしておくことで、
ユーザーにも優しく、かつロングテールSEOを狙った商品ページになるというわけです。
調べる方法は、いくつか考えられますが、ひとつの方法として、
「google adwords キーワードツール」←ググると出てきます。を使ってみるのもよいかもしれません。
これは、ワード毎にgoogleで検索されているキーワードの検索回数を教えてくれる便利なサイトです。
店舗の商材名や通称など、色々と入れてみると「そうだったのか!」と思うこともあるかもしれませんよ。
ロングテールSEOは、上位表示が割と簡単な上、効果は大きいと考えられています。
複数ワードで検索したり、あまり一般的で無いワードで検索してくるユーザーは、それだけその商品に
詳しかったり、本気で探していたりという確立が高いと考えられますので、受注に結びつきやすい
貴重なアクセスとなります。
どのようなワードを仕込むかが鍵になりますが、いっぺんに全部やりきることは難しいですし、
あまりよくありません。
一度に狙ったスモールワードをずらずらと全商品に並べたりすると商品ページが不自然になったり、
ワード数も増やしにくいからです。
商品は少しずつ。丁寧に商品を説明することで、良いページにしていくことが肝要です。
・良いページ=説明が豊富=ワードが沢山=ロングテールSEO!
というわけです。
良いコンテンツが最強のSEOであるという言葉があるようですが、楽天で言えば、
良い商品ページが最強の楽天SEOといえるかもしれません。
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