2011年6月27日月曜日

時間が取れない 1 (楽天出店者に必要なこと)

前回は日々の受発注運用業務に時間を取られ店舗の改善に取り組めないという
お話でした。(要約しすぎですが)

実際、私が関わっている店舗でもお一人で全ての業務を行っている店長さんや少ない人員で
切り盛りしている店舗さんも多く、切実な問題です。

取り扱う商品や店舗のスタンスにも寄りますが、概ね私が助言させていただいていることは以下のようなことです。

☆まずは長期的な(最低1年間くらい)の売上げの目標を立てることからはじめましょう。


目標はしっかりとした計画に基づいた現実的なものでなくてはいけません。
昨年比○○%UPなどの目標でもかまいませんが、それを現実とするための裏づけが必要です。

このブログでも何度も書いていますが、楽天の売上げとは以下の計算で求められます。

売上げ = アクセス数(人数)× 転換率 × 客単価

つまり、売上げをUPさせる為には、アクセス人数/転換率/客単価の何れかを上げるしかありません。

・アクセス数:広告や楽天内SEO、メルマガなどが基本的なもの。
・転換率は:商品写真やページの改善を主に。
・客単価は:ナビゲーション改善や特集ページなどが大切です。

そして、全ての項目に密接に関わってくるのが、商品価格になります。

ライバル店の価格、写真、ページ作りを徹底的にリサーチし、
何処が劣っているか?を洗い出し、改善できるよう知恵を絞ります。

改善する為の作業を細かく設定し、作業時間なども考慮した改善スケジュール決定。
その結果として、売上げの目標が設定されることになります。

結果としてでた売上げ目標に満足がいかない場合には、さらに改善点を増やすことになります。

これらの作業は売上げUPには即効性がない為、後回しになる場合が多いですが、とても大切な作業です。
極論ですが日々の発送を止めてでも考える時間を設けるべきでしょう。


【宣伝:上記のような作業とそれに伴うデザインが私の仕事です。】


ちなみに広告。
楽天広告は、対価を払ってアクセス数をUPさせることが可能ですが、ざっくり言って売上げが50万円以下の店舗様にはお勧めしていません。

状況によりますが費用対効果があまり期待できないためです。

逆に、100万円以上の売上げをコンスタントに上げている店舗様で広告をやっていない場合には慎重に準備をしたうえで、楽天広告を出すこともご提案する場合もあります。

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