2014年4月9日水曜日

楽天売上10万円以下をとりあえず30万円にする。

楽天売上10万円以下のお店 の続きです。

現状
・前月の売上 6万円
・転換率 1%
・アクセス人数 1,200人
・客単価5000円(全て1点買い)

目標
アクセス数を5倍の6,000人まで増やして、売上を30万円にする。

転換率や、客単価が変わらないと仮定して、アクセス数(アクセス人数)を増やせば、その分売上は伸びますが、さてどうしましょう。

楽天ECCに言わせれば、サーチワード広告やCPPのワード広告、あとはジャンルサムネイル広告などの楽天でもリーズナブルな広告枠を進めてくることでしょう。

勿論それも一つの方法で、広告費を含めた立ち上げの計画を立てていれば良いのですが、以前のエントリー「楽天の広告は売れている店がやるもの」でも書いた通り、楽天での売上が10万円前後というような場合はお勧めしません。


そうなると、自力でアクセスを集めてこなくてはいけませんので、作戦を立てましょう。

※以下は一例ですので、全ての店舗に当てはまるわけではありませんのでご了承ください。


先ずは現状把握。

月に6万円の現状の売上から分析 ※RMSでみられますよ

1. 何か何個売れているか、2~3か月分のデータを収集。
2. 1,200人のアクセスはどこに集まっているかを調べる。

これらの数値を分析することで、以下のような商品が見つけられそうです。

商品A: アクセス: 多  売上: 多

商品B: アクセス: 多  売上: 少 or 0

商品C: アクセス: 少  売上: 多 or まぁまぁ

上記の商品を言い換えれば・・・

商品A: 検索対応が良好・・・主力商品

商品B: 検索対応が良好・・・(でも売れないのでページに問題あり)

商品C: 検索対応不足だけど、価格は適正・・・潜在的主力商品


という感じです。

検索対応とは、いわゆる楽天SEO対策なるもので、対応すべきことは多岐にわたりますが、先ずは単純に以下の点に絞ります。

楽天SEOで必要なもの

1.商品写真が目を引くか?
2.商品名が楽天のルールに沿って適正か?
3.レビューはついてるか?

という3点になります。


★商品写真については、扱う商材によってどのようなものが適切かは様々ですが、現状できることは何でもやってみるということで以下のようなことがあります。

・商品写真にわかりやすいキャッチコピーを入れる
 ※商品名そのものや、「送料無料!」、「即日発送!」など

・目立つ色・・赤や青などで写真に枠を付けたり、背景に色を入れる。

上記は、ことさら品の無い写真になりがちですが、ある程度仕方ありません。。


★商品名については、「楽天市場の商品名のつけ方」あたりのエントリーをみてみてください。


商品A・Bについては、上記の3点がある程度対策できているものと思いますが、これを参考に今一度見直してみてください。商品Cについてももちろんしっかり対応しましょう。


ここでポイントは、すべての商品にSEO対策をすることは大変な労力がかかり、結果中途半端になりがちです。

したがって、楽天のサーチエンジンへの対策をする商品をなるべく絞ってとことん対策するようにしてください。

また、自分の店舗内にも、上記で選んだ商品に対して積極的にバナーやテキストでリンクを設置します。同じページから、複数の同線を作っても良いでしょう。

例)
全てのページに表示されるヘッダー、サイドナビ、フッターにバナーを設置。
上記の商品ページ同士の相互リンク(商品説明などに写真付きで)


ここまでの対策をしっかり行えば、必ずアクセス数はプラスになるはずです。

※書いてるうちに最初の趣旨と変わってきたような気がしますが何卒ご了承ください。


経験上、早く売上を伸ばしたいと、多くの商品に一律で対策したりしても、あまり良い結果は望めません。商品を絞って、トコトン納得できるまで対策をすることが吉と思います。


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